
© DAISY BALLOON
DAISY BALLOON|Mamiko Hirai 「CALL|SIGNAL」展
会期:2026年5月16日(土)- 5月30日(土)
*定休日: 日、月、祝日
営業時間:13:00 – 19:00
会場:LAG(LIVE ART GALLERY)/ 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-4-11 Daiwa神宮前ビル1F
Closing Live & Talk:2026.5.30. (土)18:00–20:00
入場料:3,000円(税込) 定員:30名 ※事前受付制 ※詳細は追ってお知らせいたします。
協力:
音楽|平井真美子
音響|福岡功訓(Flysound Co.)
廃材楽器作品協力|タカギクラヴィア株式会社、一般社団法人 Singing Glass 青木美歌、田中庸介、森山直太朗
レコードプレス|東洋化成株式会社
企画構成|ヒッツファミリー
写真|小川真輝
額装設計・ホイッスル|LUKA YASUKAWA DESIGN
額装制作|株式会社五反田製作所、株式会社フラットラボ
制作協力|紙谷刷太郎、株式会社加藤文明社、株式会社ライブアートブックス
このたびLAGでは、2026年5月16日(土)から5月30日(土)まで、DAISY BALLOON|Mamiko Hirai「CALL|SIGNAL」展を開催いたします。
本展では、表層がひび割れたバルーンを撮影した写真作品と、それらを収めた本、さらに音楽家・平井真美子との協働によるレコード作品「CALL|SIGNAL」を展示いたします。レコード作品では、古楽器や廃材による音響表現を通して、視覚と音、物質と記憶のあいだを往還する空間が立ち上がります。
DAISY BALLOONによる「CALL」シリーズは、ある日、公園で傷を負った少女と遭遇した経験をひとつの起点として展開されてきました。少女が発していた言葉にならない声の記憶は、その後も作家たちの内部で変形しながら残り続けています。
そうした記憶の揺らぎや漂流を辿るようにして生まれたバルーン表面の亀裂や断片は、断裂した大地や未知の惑星表面を思わせる像として現れています。マクロとミクロの視点を往還するそれらのイメージは、時間の堆積や、記憶が変形していく過程を映し出します。
その中に立ち現れる微かな震えや気配が、鑑賞者それぞれの内面に反響し、個々に異なる「SIGNAL」として応答していくでしょう。
会期最終日の5月30日(土)には、クロージングイベントとして平井真美子による演奏やDAISY BALLOON 河田孝志のトークを交えたインスタレーションを開催予定です。
—Artist Statement—
私たちは公園で傷を負った少女と出会い、小さな救急セットでできる限りの応急処置を行ないました。その間、少女は私たちの問いかけには応答せず、言葉にならない唸りのような声を発して震えていました。不完全な応急処置であった為、少女の不安を取り除いてあげられなかったことに私たちは酷く落ち込んでしまいました。
その日から、私たちの記憶には、その出来事が深く刻み込まれています。少女との記憶は 様々な形に変貌し、新しい世界を生み出しながら漂流し続けてきました。それから、私たちは記憶の中の少女とコミュニケーションを図るため、声よりも遥かに音が届くホイッスルを手にしました。少女の言語化できない声を受け取れるように。
私たちは離れたところからホイッスルを鳴らしながら少女が生み出す軌跡に近づき探索してきましたが、ある時、記憶の中で変貌し続ける世界の形そのものが少女のシグナルであることを発見しました。
記憶というものは、過去に体験した断片的な粒子が集合しあい、様々な形として漂流し、少しずつ浸食し消えていくものもあれば、時には繋がり合わさり壮大な形へと変容していくものもあるかもしれません。
DAISY BALLOON
PROFILE|
プロフィール
細貝 里枝 / 河田 孝志 Photo by Sai
デイジーバルーン / DAISY BALLOON
バルーンアーティスト細貝里枝とアートディレクター・グラフィックデザイナーの河田孝志からなるアーティストユニット。2009年結成以来、「感覚と質」をテーマに掲げ、バルーンで構成された数々の作品を制作。それらは繊細さが細部まで行き渡った建造物を思わせる。また、彼らは日々、哲学を探求し、ディスカッションすることをフィールドワークとしているが、その眼差しは常に、他者との本質的な融合に向けられている。主な展覧会に、2016年「CAPSULE」Luftmuseum Amberg、2021年「BALANCE」Japan House São Paulo、2023年「BIRTH」West Bund Shanghai など。
Photo by Sai
平井真美子 / Mamiko Hirai
音楽家。音と音が混ざり合い、やがて静かに消えていく ー その揺らぎや気配の微細な変化に耳を澄ませながら、心に去来する想いを表現する。穏やかで優しく、ときに深く激しく響く音楽の世界を届ける。ピアノをはじめ、足踏みオルガンやミニピアノなどの古い鍵盤楽器を用い、演奏・制作活動を展開。映画、ドラマ、ドキュメンタリー、現代アートなど、多様な媒体に向けた音楽制作も数多く手がける。2012年、S&R Washington Award を受賞。
近年は「とあるひ」と題した短編曲の創作に取り組み、2024年にアルバム 「とあるひ」記録集 a day を発表。2025年には 芦屋市立美術博物館 にて、1日限りの音の展覧会を開催した。2026年3月、最新アルバム 全て忘れてしまうなら ― ミニピアノのための幻想曲集 をリリース。
Publication
『CALL|SIGNAL』
DAISY BALLOON|Mamiko Hirai
–
Stereo|CALL-001
Year|2025
(Side A) SIGNAL 1|01-02
(Side B) SIGNAL 2|03-04
(Side C) SIGNAL 3|05
(Side D) SIGNAL 4|06
(Download) Individual tracks|66
Vinyl weight|180g
RPM|33 1/3
Record case|365×360×26mm
Edition|300
Price:66,000 JPY(tax included)
※会場にて販売いたします
『CALL』 Books
DAISY BALLOON
–
Price:8,800 JPY(tax included)
※会場にて販売いたします
