
© Natsumi Saito
「システム・ネジネジマシーン コントロールセンター」
作家:System of Culture、築山礁太、齋藤夏海
会期:2026年4月10日(金)- 5月2日(土)
*定休日: 日、月、祝日
営業時間:13:00 – 19:00
会場:LAG(LIVE ART GALLERY)/ 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-4-11 Daiwa神宮前ビル1F
Opening Reception:2026.4.10.(金)18:00–20:00
このたびLAGでは、2026年4月10日(金)から5月2日(土)まで、System of Culture、築山礁太、齋藤夏海によるグループ展「システム・ネジネジマシーン コントロールセンター」を開催いたします。
本タイトルは、三名が過去に遊んでいたゲーム『クラッシュ・バンディクー3』に登場する拠点空間「タイム・ネジネジマシーン コントロールルーム」に由来しています。この空間は、複数のステージへアクセスするための拠点として機能し、プレイヤーはそこから各領域を選択して進んでいきます。
本展では、この構造を参照しながらタイトル冒頭の「タイム」を「システム」に置き換えています。そしてここでいう「ネジネジ」は、既存の関係や構造に働きかけ、その見え方にずれを生じさせる操作を指しています。時間の移動ではなく、視覚や認識を成立させている構造そのものに介入することが、本展の軸となります。
System of Cultureは、既存のイメージを横断的に参照しながら場面を構成し、視覚の関係性を組み替えます。築山礁太は、観測や装置、身体といった要素を通じて視点の位置を変化させ、視覚の獲得のあり方を提示します。齋藤夏海は、画像の変換や再構成のプロセスを通して、視覚がどのような構造のもとで成立しているのかを可視化します。
三者の実践はいずれも、特定の道具や手続きを介して世界の見え方を変換するプロセスとして捉えることができます。異なる視覚のシステムを接続し、往還を可能にする場として展示空間が立ち上がるとき、個々の作品は固定された対象として提示されるのではなく、複数の見方や関係を行き来する中で、その位置づけが変化していく可能性が開かれています。
本展は、私たちがどのような仕組みのもとで視覚を経験しているのかについて、あらためて考える契機となるでしょう。この機会にぜひご高覧ください。
PROFILE|
プロフィール

System of Culture
2017年に結成したSystem of Cultureは、今日まで蓄積し、発信され続けているイメージおよび理論を参照しながら、私たちが目にするモノの構造と質感、そしてそれら同士の関係を作品化することで、物事に対する視点の変化を促します。
2021年「JAPAN PHOTO AWARD 2021」 Patricia Karallis賞受賞、2022年「VOCA展2022 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」選出。主な個展は、2022年「Exhibit 4」CALM & PUNK GALLERY 、2024年「Exhibit 6」parcel。2025年「Exhibit 8 : Pieces of Narratives」MAHO KUBOTA GALLERYにて開催。 作品集に「Book1」「Book2」「Book3 Pieces of Narratives」(United Vagabonds)がある。
Instagram:@systemofculture

築山 礁太 / Shota Tsukiyama
写真家。1997年東京生まれ。2019年日本写真芸術専門学校卒業。
見ることへの関心から、道具(カメラ)によって新たに獲得できた視覚や自身の置かれる役割、知識、身体性などによって獲得する視覚について、平面や立体を扱いながら写真作品として展開している。近年は狙撃と撮影の親和性をもとに、狙撃手と観測手が目標に対して行う観測、偵察、リサーチや戦術、偽装工作、カムフラージュなどの所作を撮影前後の過程で取り入れることにより、新たな視覚イメージの獲得を試みた作品制作をしている。
主な展覧会として、「ENCOUNTERS」(ANB TOKYO、東京、2020)「constellation #02」(rin art association、高崎、 2021)「P.O.N.D」 (PARCO MUSEUM TOKYO、東京、2021)「EENT」(POST-FAKE projects、東京、2023)(N/A & FF Seoul、ソウル、2025)「S.L.L.S.」(COPYCENTER GALLERY、東京、2026) がある。
Instagram:@shotatsukiyama

齋藤 夏海 / Natsumi Saito
美術作家。1999年青森県生まれ。広島県広島市在住。2026年広島市立大学大学院芸術学研究科卒業。
現在の情報社会におけるイメージの受容の在り方に関心を持ち、インターネット上を流通する情報や画像の構造、また視覚化されない影響力に着目しながら、デジタルメディアを用いた平面・映像作品を主に制作している。
主な展覧会に、個展「MAP」(Iti SETOUCHI / 広島 / 2026年)、個展「Tale,on_the_Table.」(Hiroshima Drawing Lab / 広島 / 2025年)、「Idemitsu Art Award 展 2024」(国立新美術館 / 東京 / 2024年)、個展「Lento: 小旅行」(ギャラリーG / 広島 / 2023年)などがある。
Instagram:@saito_nas
