さかい利晶の杜『髙林和作 ―サバクに立つ画家の眼差し―』
制作物

さかい利晶の杜にて3月21日(日)まで開催されている
企画展「髙林和作 ―サバクに立つ画家の眼差し―」
図録のデザイン・印刷を担当させていただきました。
堺出身の画家、髙林和作は1928年にフランスに渡り、
フォービスムやキュビスム後の写実主義を学び、
帰国後は京都を拠点に活躍し、京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)の
西洋画科で教鞭を取りました。
美術団体などに所属せず、個展を中心に作品を発表してきたため、
これまで画業が広く紹介される機会は多くありませんでした。
髙林が世に出した全作品のうち3分の2は遺族から譲られ、
出身地である堺市博物館に収蔵されています。
創作旅行や屋外制作を精力的に行い、多くの風景画を描いた髙林和作の画業を紹介します。
図録はアンケートにお答えいただいた方に配布しています。
是非、足をお運びください。